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アタ,かご,バリ雑貨

アタって何?



* アタ製品の材料*

アタ製品の材料となる「アタ」は、インドネシアに自生するシダ科の植物。
アタの栽培は難しいため、自生しているものを採取します。

葉を取り、茎の部分を乾燥させたものがアタ製品の材料になるのです。

アタの材料

アタを乾燥させると、茎はナチュラルな茶色に、根の部分は黒くなります。
アタ製品に見られる黒い模様は、根の部分を利用して作るんですよ。

最近はアタ製品の人気で、材料となるアタが不足することも・・・
特に良質なアタは、どんどん希少な材料になってしまっています。


* アタ製品ができるまで *

 アジア各地で生産されているかご製品。その中でもひときわ編み目が細かく、ハイセンスで耐久性に優れている
 のがアタ製品です。どんな風にそんな高品質のアタ製品ができあがるのか、その製作工程をご紹介します。

 

 1.編む

 アタの茎を乾燥させ、4~8等分に裂いてひも状にします。
 これをさまざまな形に編みこんでかご製品にしてゆきます。

 このひと目ひと目が手編みなんですよ !

 当然とても時間のかかる作業。
 例えばティッシュケースを編む作業だけで3日程かかります。

 2.乾燥させる

 編みこみ後、天気の良い日に5日間ほど
 屋外で日干しをおこないます。

 にわとりの歩く村の路地にアタを広げて、
 バリ島の強い日差しで乾燥させます。

 バリ島では雨季がありますので、
 その時期の乾燥作業はさらに日数がかかってしまいます。

 3.スモーク(燻し)

 約3日間、火を絶やすことなく燻し続けます。
 燻し加減にムラができないよう、この間は3時間おきに
 火加減を調整しなければなりません。
 職人さんの作業は真夜中まで続きます。

 ココナツの実を裂いたものと木片を燃やす煙で燻しますが
 このときにあの独特のスモークの香りと
 ツヤのあるあめ色が出来上がるのです。
 また、この工程により防虫・防カビ効果がそなわります。

 4.仕上げ

 煙のすすをやわらかいブラシと布でやさしくふき取ります。

 ささくれが出ているところはカットして奇麗に整えます。

 5.完成 ! !

 ここまで約2週間、職人さんの丁寧な作業工程を経て
 「100年の耐久性を持つ」と言われる
 極上のアタ製品が完成します。

 この工程をご覧になればアタ製品の価値が
 ご理解いただけるのではないでしょうか。

 どうぞ当店がご提供するトゥガナン産のアタ製品を
 100年の間ご愛用くださいね ♪

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